ヒプノシスマイク Fling Posseの『Stella』を読み解きたい

お久しぶりです。

ヒプノシスマイク初のフルアルバム「Enter the Hypnosis Microphone」が昨日発売となりました!私は初回限定LIVE版を火曜にアニメイトフラゲしていて、それはもう堪能しています。
 
オフクロ(※Buster Bros!!!推しの女)なので『おはようイケブクロ』はもちろん最高なのですが、その他の曲の中で群を抜いて心臓を撃ち抜かれたのが、シブヤの新曲『Stella』。
 
ここから常体。
 
こちら、作詞は前回のポッセ曲『Shibuya Marble Texture-PCCS-』でもおなじみ、AFRO PARKERの弥之助さん。この方、ヒプマイとポッセのことを、オタクと同等それ以上に愛してくれている(Twitterを見るとわかる)ので、そりゃ歌詞見て感動するわけだ…と頷かざるを得ない。
声優としての三人のスキルを存分に引き出しているこの曲、ただ「エモい」という言葉で片付けておくには奥深すぎる。浅い思考をどうにか絞って魅力を探求したい。
 
*まだ途中です。随時書き足します。*
※コミカライズはそれぞれ途中までしか追えていません。申し訳ないです。
※雑誌等に記載されている情報も見ているものと見ていないものがあります。
 
ざっくり結論を言ってしまうと、この曲は
 
夢野幻太郎が見つめた2人と、Fling Posseの『こうありたい』姿とを2人に提示した
 
ものだと思っている。
 
 
白井さんのインタビューにて、「この曲は夢野幻太郎の書いた小説の話で、三人はその登場人物になりきってラップしている」ことが明らかにされた。だからこれは「夢野幻太郎から見た」乱数であり、帝統であり、Fling Posseなのではないだろうか。
 
Stellaを聴いた人はきっと、Fling Posseへの「再出発」の姿が示されているのは十分に理解していることだろう。
 

再生の Verse
流星に手を伸ばす
始まりが連なるユニバース
繋いでいく未来 with the ending in mind
揺るぎない一つの星が deep inside
何度だって繰り返す
軌道に沿って踏み出す
いつまでも reincarnation
偽りの無い shooting star
宙に舞う“Stella by Starlight”
軌跡は歪な方が Luminous

 

・「流星に手を伸ばす」

「流星」は一瞬で過ぎるものであり、最初の幻太郎のストーリーテラーパートでも「(三人が)ふと同じ流星を仰いだ」とある。これはお互いに全く知らない状態で、Fling Posseとしてチームを組むことになったことを指しているのではないか?チーム名の「Fling」には「ひとときの」「一時的な」「軽い気持ち」といったニュアンスを含む意味もある。流星に伸ばした手が、憧れや、燃え尽きていくのを惜しむ感情から来るものなのか、はたまたそれを掴もうとするものなのかは分からない。しかしいずれにせよ、「チームの繋がりをここで終わらせたくない、確かなものにしたい」という意志が見えるように思う。

 

・「繋いでいく未来 with the ending in mind」

「終わりを踏まえて」繋いでいく未来。「終わり」とはバトルの終わりか、それとも「負け」=「終わり」か。幻太郎はもう未来を見ている。

 

・「揺るぎない一つの星が deep inside」

deep inside=心の奥底で。「仲間」「チーム」が揺るぎない一つの星、そこへの感情と帰属意識が幻太郎の中に生まれた。そして、その星は「軌道に沿って踏み出す」。進むべき方向は決まっていると言いたげだ。

 

・「いつまでも reincarnation 偽りの無い shooting star」

reincarnation=輪廻、再生。shooting star=流星。たとえ一時的なものであったとしても何度だってこの三人で、という意味に取れる。「揺るぎない一つの星」がチームそのものであるならば、「流星」とは一つ一つのバトル、場面場面を指すことになる。

個人的にあの夢野幻太郎が「偽りの無い」という言葉を綴り歌うのが胸熱。

 

・「宙に舞う“Stella by Starlight”」

Stella by Starlightに記号が付いているので本のタイトルか何かかなと思いググってみたら、意外にもジャズのスタンダードナンバーがヒット。もしかしてセッションでよく使われる曲だったりするのかな。だとしたら「即興」「一度限り」という意味合いで使っているのかも。(4/25追記:実際にとても良くやる曲だそうです!)

また、この曲自体はホラー映画『呪いの家』で使われたようで、亡霊の美少女の住む家に作曲家の兄妹が訪れ…というストーリーらしい。亡霊の過去がキーになるため、過去ないし裏を持つ乱数と重ねているのかもしれない。詳しい人がいたら教えてほしい。

宙に舞う、は素直にまだ固まっていない、宙に浮いた状態と受け取ってよいのだろうか。幻太郎の中では確固たるものになっているけれど、三人の総意はまだ取れていない、ということ?もしくは「舞う」をそれぞれが自由な状態、と捉えることもできる。

 

・「軌跡は歪な方がLuminous」

Fling Posseが描く軌跡。他のディビジョンとは異なる付かず離れずの繋がり、裏を持った乱数、嘘つきの幻太郎、恐らくは東方天乙統女さんと何らかの繋がりを持っているであろう帝統。正に歪で、だからこそ光り輝くと彼は言う。バトルシーズンでの負けも、軌跡の紆余曲折の一つに過ぎないと彼は考えている。

 

どこかで星が流れた
それは手繰られるように夜の縁をなぞった
焼け落ちた剣の星で王様が
右側が水晶、左側が砂の星で山賊が
光り方を忘れた隅っこの星で科学者が
ふと同じ流星を仰いだ
物語の切れ端を乗せた船は
瞬きの隙間を縫って飛び去った

 

・「どこかで星が流れた それは手繰られるように夜の縁をなぞった」

フックの部分より「流星=一場面」であることに加え、この後の三者が「ふと同じ流星を仰いだ」の「流星」がここと同じものであるとすれば、言の葉党による国家転覆事件を指している可能性がある。手繰られるように=予め計画されていた。「夜の縁をなぞった」はどう読むべきか…夜の縁、すなわち朝との境と考えれば女性優位であること(=男性が虐げられること)の象徴。男性と女性、中央区とそれ以外のようにきっぱりと区別されたということも示しているかもしれない。

 

・「焼け落ちた剣の星で王様が」

帝統。何も持たない者、闘いの果て。

 

・「右側が水晶、左側が砂の星で盗賊が」

ここ難しい。どう受け取ればいいんだろう…。水晶は無色透明だが形のある、壁になるものとして、あるいは未来を映し出すものとして?砂はもっとわからない。水晶の対極として例えば砂時計の落ちた砂とか、歩きにくい、足元にまとわりつくものが多い=しがらみが多いということなどが思いつく。

 

・「光り方を忘れた隅っこの星で科学者が」

光り方を忘れた=TDDを辞めた、あるいは乱数の隠していること=「人道を犯した」ことか。幻太郎は乱数が、何かに躍起になっている、心を囚われていることに気づいている。隅っこ、という言い方は、誰にも自らの全てを見せない乱数の立ち位置を表しているようだ。

 

・「ふと同じ流星を仰いだ」

先述の通り、言の葉党事件という「同じ瞬間を目撃した」。

 

・「物語の切れ端を乗せた船は
瞬きの隙間を縫って飛び去った」

作詞作曲陣+白井さんのインタビューによると、フックの部分は「三人が宇宙船で星々を旅している」ことを表しているそうなので、「物語の切れ端を乗せた船」=人生の一部を共にしているFling Posseという共同体、であろう。「瞬きの隙間を縫って」=誰かの(それぞれの周囲の?)目を盗んで、「飛び去った」=現状からの脱走。

MARGINAL#4『BBF』円盤を見た。

MARGINAL#4 KISSから創造(つく)るBig Bang」Presents ピタゴラスプロダクションLIVE “Big Bang Fes”

 

 

12/19(水)に発売されたこちらを(だいぶ前に)観ました。

 

最高。ピタドルは人生。

 

2018年3月17・18日に開催されたものですが、私は1日目だけ参戦してきました。

私のピタドルちゃんとの出会いは中学生のころ。1st ALBUMが発売された直後に友人から借りてどっぷりハマりました。その後、当作品はマスターピース「CHU CHU LUV SCANDAL」を経てRejetを代表する作品となり、さらに複数のシングルやアルバムを経てアニメ化しました。こんな感じで、2013年2月にリジェフェスでお披露目してからどんどん拡大していったのですが、プロダクション全員でのライブはしたことがなかったんですよね。

 

開催が決定してから約1年。

私事ですがその期間は絶賛受験生だったこともあり、BBFは「ご褒美」として見ていました。そのくらい念願だった(合格発表から一週間くらいだったからマジで受かっててよかった…)。

物販戦争に参加するために朝早く家を出てペンライトやらタオルやらを買い込み、友人とセトリ予想をしながら()時間を潰していざパシフィコへと乗り込んだ日が昨日のことのようです。二階席だったので豆粒覚悟してたんですけど思ったより見えて泣いたよね。

 

さて、感想ですが、今BD貸してて見ながら書けないので記憶が生きてるものだけかいつまんで書いていこうと思います。

※個人的な感想です

※直接disったりはしてませんが中の人で苦手な声優さんがいます(滲み出てたらすみません)

※ルイ推しです

 

・愛革命

増田さんもMCで触れていましたが、アニメの名を冠したライブだったので「愛革命で始まってほしい」「だけどやっぱりアニメOPのWeMe!!!!あたりから始まるんだろうな…」と予想してました。おそらくあの場にいたスタクラの大多数がそうなのではないかなと思います。いや泣くよね…まじふぉちゃんお披露目のリジェフェスは行けてないんですが、あの時から確実に成長してるんだろうなあと…。あとこれは全編通してなんですが、ルイさん推しの私としてはアトムくんの仲良し感が最高に最高でしたありがとうございましたという感じ…なおずみさんかわいいし。めっちゃ踊るし。

ご存知の方がほとんどだと思うんですが、ルイさんは優等生タイプで、ダンスも歌もかなり上手い設定のキャラなんですよね。歌の方は心配してなかったけど、ダンスはキャリア長いとはいえ最年長だしなあと思って正直少し不安でした。でも愛革命始まってすぐにああナメてたな…と反省することになりましたね。キレが半端なかったしそこからもうルイさん〜〜!!!って騒いでしまう(そして泣く)私がいた。

 

・びんご

かわいすぎ。円盤持ってる人は今すぐ見てほしいんですけど、愛革命の終わり→びんごへの繋ぎの時にキリッとした顔から一瞬でぱっと笑顔になるエルくんと、2番Aメロの「小雨がポツリ」のとこのエルくんの表情や振る舞いが最高ポイントでした…。推しについては、この曲でテンション上がってるルイさん可愛かったです。すぱのばといいルイさんってクールに見えて曲によっては結構(かなり)熱い時あるよね…いつでもベストを尽くすプロ意識の塊…好き…。

 

・REAL?

アニメですでにえっ振りエロくないですか???……え???ってなったやつね。ユニコそういうとこありますよね…普段あんなに可愛いのに…アニメでマジフォーを見つけられない新堂ツバサくんめちゃくちゃ可愛かったです。蒼井翔太さんは言うまでもないけど沢城千春さんがあんなクールに頑張ってるの見るの初めてだった(どこの現場行っても基本問題児)ので頑張ってる!!!って母のような視線で見てしまいました。染様は顔が良かった(自明)。ユニコはキャラで見てたっていうよりは頑張れ…!っていう気持ちだったかな。1日目では何回か、染様が歌でテンポ遅れて蒼井翔太さんが修正する、みたいな場面があったのですが、BD収録の2日目はかなり良かった気がします。すごい。振り付けはサビの入りの「リスク」の音ハメ(?)が好きです。あれは頑張れば踊れそう。覚えたい曲の一つですね。

 

・革命XX

ラグポかっこよすぎるんだわ。

あの2人はほんと憑依型だと思います…。私ルイさんの次に好きなのキラくんなんですけど(全然似てないな)、元気くんってライブだとすごいイキイキしませんか…?CDよりのびのび歌ってる気がしてほんと好きなんですよね。ラグポはピタドルの中でも一番難易度高い歌&ダンスですが、完璧すぎて軽く引いたレベルでよかった。Bメロ「彷徨う日々〜」のところのキラくんの振りが好きです。あと言うまでもなく「革命の歌よ〜」は最高でしたね…後ろの映像とのシンクロ度合いね。シャイさんのマントがひらってするのがとても色っぽいしかっこいいし。相変わらずの高いヒールで踊る豊永利行を崇めました。本人も慣れてきてるって言ってて笑った。お二方とも本当にありがとう

 

・レッドブザービート

いや…………ちょっとさあ…………未成年の色気じゃないんだよなあ………………????ラグポの年齢詐欺ほんとひどい。個人的にめちゃくちゃ好きな曲でやってほしかったので、イントロでとても沸きました。この曲はAメロの「アイアンナ↑ンバー」のファルセットが色っぽくて最強だと思うんです。映像で印象に残ってるのは階段の手すりを撫でる緋室キラですね…えろすぎるよなあ……??BDも観ながら毎回ヒッ……って変な声出してます、あれは全人類観るべき。観て。義務だから。

 

・らぶまっそー

はいかわいい!!!、!

まさかやってくれると思わなかっためちゃくちゃ好きな曲です。初期のジェミニ曲ほんと可愛くて好きなんだよな〜!!けんぬ演じるエルくんがいちいち可愛くて死にました。30半ばが完全に17歳にしか見えなかったの何だ…???幻覚か何かか…???「らぶまっそー」の力こぶの振り2人でやってるの可愛かったですよね、可愛いよね…でもBD収録版の最後さあ…なんだあれ!!!なんだあれ!!!!!野村エルそういうとこやぞ!!!!!

エルくんの自分の武器を完全に理解して最大限活用してるとこ好きですし、それを受け止めるだけの懐の深いアールくんはちゃんとお兄ちゃんらしさを感じて、つまり何が言いたいかっていうと双子が好き。

 

・ココロヒトツ

野村エル最高〜〜〜!!!エルくんの私服衣装がちょっとイメージと違ったので「ん??」って思ってたんですが、この曲のダンスを見て納得しました。ターンしたり手を振り上げたりする度にひらひらして綺麗なんですよね。けんぬさんは言わずもがな歌が上手いし、ダンスも激しいのにきっちり踊るし、例のあの場面はうわあ足上がる〜〜!!って悲鳴を上げながら見てました。一緒に行ったエル推しの友人が死んでた。落ちサビの膝を立てて歌うところは何か神聖なものを見ているような気分にもさせられましたね。

 

・カラフル

可愛かった!!!野村アールってかんじ!!!(語彙力)

衣装もごく普通の私服、ダンスも控えめで、ステージをゆっくり歩きながら楽しそうに歌うアールくんが印象的でした。良い意味で飾りすぎない等身大の野村アールの歌だな、としみじみ感じます…。アニメで流れた時も自己の再発見のようなニュアンスが含まれていた気がするので、あの演出はぴったりでしたね。変にアイドルらしさを演出するようなファンサービスもなかったし、すごく良かった。この曲は最初イマイチだったけどだんだん好きになってきたのでスルメ曲だと思います。

 

・Mr.StarrySky

ありがとう……ありがとう……。

藍羽ルイを推していて良かったと思えた瞬間でした。マジフォーに入る前から活動していた背景とか、ルイさんが内に抱えたもの、アトムくんや双子との絆…そのすべてに対するものが「数学じゃ語れないいくつかの想い」、なんじゃないかなと…ともすれば理屈っぽい、理論的な、頭の良いルイさんがこういう言い方をするのが心にきます。直純さんの想いを込めた歌声とアニメ通りの振りもほんとよかった…。カラオケで歌って初めて息継ぎができなさすぎることに気づいたよね。あれを踊りながら歌った直純さん本当にすごいなと思います…ありがとうございました。

 

・ほっとすくらんぶる

アトルイコンビ最高〜〜〜〜!!!!

この曲はアニメ見たスタクラにとっては色々とすごい曲()ですよね。ルイさんの登場シーンリアタイで見ながらめちゃめちゃ笑いましたからね。体張りすぎでは??双子は通常運転だったけど。あとキラくんはあなたその見た目でその役は普通に怖いよ。

曲はね〜やっぱね、エルアールとのコンビも最高なんだけどやっぱりアトムと2人がいいんですよね…。「振り向きざまNice Shoot」の撃ち下ろす振りで全スタクラが心臓を撃たれて死んだ。サビ後半の分かれて歌うところも完璧ですごいなあと…プロだなあと…。

 

・のんすとっぷらばー

蹴り上がるマイク…………けんぬさんに負けず劣らず上がる脚…………。ヒエッ…………。

この曲個人的にはイマイチだな〜と思いつつ、それでも盛り上げてたからすごいなあと思いましたね。新しいソロシリーズの“I”のほうが好きだな。あとはアトムくん参加してる曲だとぎゃらくしーらいなーとかすぱのばあたりが好きです。やっぱりロックなサウンドが似合うんじゃ…。

 

・ワガネコ

可愛いの権化じゃんこんなん……。

あざとかわいすぎてこれわりとツバサってより蒼井翔太だなあって現地で思っちゃったんですけどツバサはそういうのもやっちゃうキャラなんですかね?円盤(2日目)はやや抑えられてた気がするんですが。ユニコめちゃ仲良し感出てて可愛かったです…最後のテルマくんの「ありがとーー!!!」がCDママすぎた。かわいい。

 

・Lonely Silence Monster

めちゃくちゃ好き!!!難しい曲だと思うんだけど想像以上のクオリティで沁みた…、ユニコのテーマが重い曲とか厭世的な曲いいですよね。設定としてだけど若い彼らが歌うからこその重みが感じられるから好きです。個人だと蒼井翔太氏の表情がよかったなあ。

 

・愛独裁

冒頭の殺陣の時点で墓が乱立するアレ。あそこで斬られた黒子はたぶん無数のスタクラだと思う。「隙あらば蕾戴く所存」のとこの手を開いてヒラって回転させるとこの大河元気が最高なので見てください。あと問題の夕餉の味噌スープMCで中の人たちが触れてたの面白すぎましたね…キラさんの投げた味噌汁がシャイ様に降り掛かる絵面想像しただけで死(色々な意味で)。ラップのとこのキラくんもほんとかっこよかったです、あの温度差(って言うとなんかあれだけど)はまさに太陽と月…尊い…。

 

・Crystal Switch

これも確か始まる前に友人と「やったら死ぬ」って言ってたやつ。無事死にました。

二人の表現力が半端なかったです…踊りも少ないしステージの使用範囲も広いわけじゃないのに、表情とか小さな仕草とかがいちいち記憶に残ってました。歌詞も比較的ありふれているテーマだし難解な言葉も少なめなんですが、それがライブ向きだったのかもしれません。とにかくライブで一気に魅力が増した曲だと思う…また単独とかでやってくれませんかね。期待。

 

・なーんぼのもんじゃーい

絶対やると思った〜〜〜!!!コール楽しいもんね!!!アルバム出た時これのコールやりたいみたいなこと言ってなかった?私の妄想か?

セリフで死につつもラグジュリみんなで騒げるこの曲最高すぎました…めっちゃ楽しかったので単独でもやってほしいです。ぜひ。お願いします。

それにしても「だから出会えた奇跡に」「乾杯」なんてセリフが似合う19歳おかしいだろ…10歳くらい鯖読んでるだろ…

 

・うぃーみー

満を持してオープニング曲!!かわいいよね〜〜まじふぉちゃんの良いとこが詰まってる曲だと思います。コールも楽しいですし。

円盤で見たのか現地で聞いたのか忘れちゃったんですが、ルイさん推しとしては直純さんが「ぶつかり上手でも想い伝えたいんだ」の歌詞に触れてくださったのが本当にあの…ありがとうございます…。Mr.StarrySkyは想いを伝えようとした結果なんだよな…ウッ涙が…

 

・オバレ

現地ではこの間の直純さんのMCで号泣して正直あんまり記憶がない…。愛革命とからぶまっそーとかも含め初期曲を大切にしてくれている中の人たちに頭の下がる思いでした。リジェフェスで見たときよりずっとクオリティが上がっていて歌詞が頭に入ってきて涙が止まらなかった。ららら〜のとこみんなで歌ったときの一体感でまた泣いた。

 

・KISSから創造るBig Bang

カウントダウン面白すぎた。あそこ流れるのか…

ルイさん「ビッグバンです!!!」

スタクラ「(爆笑)」

だけど始まってしまったら感動で全部吹っ飛びました。やっと9人のピタゴラスプロダクションのアイドルたちを見られたと思ったらかっこよすぎるダンスと歌で魅せられるんだからそりゃあね。この曲はめちゃくちゃ踊るじゃん…っていうのと衣装が印象的でした。黒ジャケットに宇宙柄かっこいい…みんな着こなしてるし。頑なに肌を見せないシャイ様も好きです。

 

・奇跡の星座(アンコール)

まさかやってくれると思わなかった……いやほんとにこればっかりは絶対無いと思ってた……だってフル知ってる人ごく少数だよ???アルバム3枚買った人しか聴けないんだよ???やる???

やってくれたんだよなあ……(しみじみ)

BD観てて途中で堪えきれなくなってしまうキラくんに涙腺崩壊した…ここぞとばかりに寄り添って(泣かせに)いくシャイ様、オイオイ!とばかりに優しく茶化すように指差すアトム…あーピタドルって最高だなあと思えました。地味にエルくんも涙こらえてるよねわかるよ()。

落ちサビ直前の「誰もが愛を」を一番感情的になってるキラくんが歌うのエモエモのエモ。狙ったんじゃないかと思ってしまった…岩Dの先見の明がすごい。こればっかりは歌詞が良いですね…本気出したらすごいということがわかってしまった曲。普段は森と書いてビルとか読ませるくせに。ありがとう。

 

・WeMe!!!!

最高!!!!!ありがとうございました!!!!!!!

こんな可愛い曲を歌うラグポをお目にかかれる機会なんて他にないだろうな〜〜多幸感に溢れていました。これはもう他に言うことないです。

 

・総評

ピタドル9人に、中の人9人に、スタッフさんに、あの瞬間を共有したスタクラ、ラグジュリ、ユニメイトに。関わったすべての方にありがとうと言いたい…。

主語が大きいですがそれくらい、本当に最高のイベントでした!!!

またやってくれ!!!!頼む!!!!!!ラグポの単独もいいが!!!マジフォーも!!!!よろしく頼む!!!!!!!

聞いてるか岩D!!!!!!!マジフォーもラグポもユニコも!!!!みんな愛してるんだ!!!!!!!

アニメ「風が強く吹いている」第1話を見た。

こんにちは、なんかお久しぶりな感じしますね。私は大学始まって割と憂鬱です。

オタク的には夏アニメが最終回を迎え秋アニメが始まる季節ですね。夏アニメ…思ったより豊作だったなあ。個人的には一つが大当たり覇権!って感じより佳作がたくさんあった印象です。どれが一番売れたんだろう…はたらく細胞かな?学校とか医療機関向けに素材を無料公開したということでも最近話題になってましたね。血小板ちゃんの可愛さ、恐るべし。

あ、私は樹状細胞さんとマクロファージさんが好きです。井上喜久子さん好きなので……。あとはヘルパーT細胞(CV:櫻井孝宏)も結構ツボ。それとがん細胞(石田彰)。挙げすぎとか言わないで。

日常系?ひさびさに見たけど、なんというかほどよく気が抜けて良いなと思いました。

 

さて、本日のお話は日テレにて10/2(火)深夜より放送が始まったアニメ「風が強く吹いている」について。

 

(前置きがめっちゃ長いので感想だけ見たい人は赤い大文字付近まで飛ばしてください)

 

原作は三浦しをんさんの同名小説。駅伝をテーマにした作品です。

 

風が強く吹いている (新潮文庫)

風が強く吹いている (新潮文庫)

 

最高に好き。何回読んだかわからない。

 

(※ここからめっちゃ常体で褒めちぎるタイム)

 

本作は高校時代から陸上をやっていた実力者のカケル(主人公)、ハイジを筆頭に、竹青荘に住む10人の寛政大学の学生たちが箱根駅伝を目指す物語。10人の中には陸上未経験者も多く、それどころかスポーツすらまともにしたことがない者もいた。

 

作者が構想から刊行までに10年以上もの年月をかけたというこの作品。夢物語とか御都合主義と言われるだろうことを承知の上で書き上げたこの一冊は、読んだら思わず走り出したくなるような……いや、むしろ読んでいる間に走っているかのような錯覚を起こさせるほどの、青い疾走感や若々しさを感じさせる。かといってよくある高校生青春物のような綺麗なテーマばかりではない。それぞれの抱える就職や家庭環境など、現実への苦々しさも掘り下げている。

 

駅伝に出よう、と言い出すハイジは、その当時でもう四年生だ。最初で最後のチャンスだった。

10区ある箱根に、控えもなく10人きりで挑む彼らの青春にこんなにも魅力を感じるのは、彼らが無垢に夢や希望を抱く人々ではないからこそなのだと感じている。

 

未読の方も居ると思うのであまり多くは語れないが、百聞は一見にしかず。ぜひ読んでみてほしい。映画やボイスドラマといったメディア展開もあるが、やはり原作が圧倒的におすすめだ。

 

さて、長い前置きを終えアニメの話に移りましょう。

 

アニメ化するとき、原作ファンが一番懸念すること。

「がっかりする出来になるのでは?」「イメージと違ったら…」「作品を壊されるのではないか?」

自分も多分に漏れず感じたことでした。実写化とかあんまり好きじゃないしね。既読の「すべてがFになる」「バッテリー」「舟を編む」といった作品がアニメ化した際も、原作と同等の楽しみを見出せませんでしたし。喜び半分不安半分、見るか見ないかも迷いました。

そんな中、視聴を決めたのはキャストだったんです(突然の声オタ)。

主人公のカケルこと蔵原走役、大塚剛央さん。

副主人公とも言えるハイジこと清瀬灰二役、豊永利行さん。

前者はラジオから応援していたアイムの新人さんで、アニメ初主人公でファンとして嬉しく思いました。後者は自分の脳内イメージにぴったりだったし、実力的にも申し分ない。完璧超人ハイジを演じる声優さんとして素直に期待できた。

そういうわけで公式ツイッターをフォローしたり、決起会(キャストトークショー)に参加したりもしたわけです。

 

そうしてやっとの思いで1話を迎えました(ここからセールスタイム)。

 

すごい。

 

何より原作まんまなんですよ。

原作を読んで浮かぶ映像をそのまま絵にしました、みたいな。これもう原作を台本にしてるんじゃない?みたいな。こんな原作に忠実なアニメ久々に見ました。感動した……。

作画が綺麗なのは言うまでもなく、隅から隅までクオリティが高い。構成も考えられてるし、カケルの走るシーンの息遣い、アオタケの薄汚れたビジュアル、10人での食事シーンのカオスさや裏の台詞。双子が思った以上に似ていたのも驚いた。双子が金髪であのヘアスタイルなのは意外すぎて最初「えっ…」と思ったけど、それが気にならないくらいキャラクターに好感を持てました。1年組の会話も楽しみだなあ。ユキさんやニコチャン先輩もキャラ立ってましたね。ユキさんは個人的に好きなキャラで、後半にも見せ場があるので楽しみです。王子は思ったより王子だったな。キラキラ飛ぶのは笑った。キャラが濃すぎるし10人も覚えられない!と思ったあなた、大丈夫、漫画の人とかタバコの人って覚えとけば大丈夫。

で、自分が何よりもすごい!と思ったのは、やっぱりハイジ役の豊永さんの力量でした。

本当にすごい。さっきハイジのことを完璧超人と書いたんですが、彼は乗り気でない竹青荘の住人たちをあの手この手で口説き落とし本気にさせていくんです。強引でつかみどころがなく食えない男。原作で描かれているこの人柄が、1話の時点で溢れ出ていました。

 

キャスティングの妙ですね。

以前、鳥海浩輔さんが「若い頃の演技はその時にしかできない。年を経るとどうしても貫禄が出てしまう。技術で若い演技をすることはできるが、若手の演技にはそれと本質的に全く違うものがある」と言っていましたが、ハイジはまさにそれが良い意味で作用したものだと思いました。ハイジというキャラクターの、年齢にふさわしくないほど出来る男ぶり。これは長年キャリアを積んだからこそ出来る演技だな、と。

対照的にカケルに新人の大塚さんを持ってきたのも素晴らしかった。人柄を知っているし応援している贔屓目もありますが、言葉数が少なく態度で語る様子がひしひしと伝わってきたし、ちゃんと存在感があり、ぶっきらぼうな様子が声にも良くあってました。これからどんどん台詞も増えていくと思うので期待したい。

 

細部までこだわっているのが伝わるからこそ、何度も見返したくなるし、原作を読み返してもみたくなった。原作片手に見るのも楽しそう。夢が膨らみます。

 

ひとつ、OPのユニゾンの曲だけが個人的には残念と思ったポイント。なんか言っちゃ悪いけど捻り過ぎというか、まあユニゾンらしいんだけど、この作品にはもっと普通の曲のほうが合ってるんじゃないかなあと思えてしまった…うーん、最終回までに慣れるだろうか。

 

冗長になってしまいましたが、作り手の愛に溢れた本当に素晴らしい作品だと思います。駅伝を好きな人も、興味ない人も、スポーツが嫌いでも楽しめます。気になった方はぜひ一度見てみてください。

 

それでは、またオタクが暴走したら会いましょう。ばいばい。

 

 

 

推し事紹介

こんにちは。今日はタイトルまんまです。

 

今日の推しは土岐隼一(とき・しゅんいち)さん。WITHLINEという事務所に所属する若手(?)男性声優です。

まあ誕生日とか血液型とかはいいでしょ。仕事仕事。

 

最近私がTwitterとかリアルで散々「推しの仕事が増えすぎてつらい」と言ってるのがこの人です。

 

▽どこが好きなの?

→主に演技の幅広さ(以下参照)と、あと単純に声が好き。

 

▽どんな役やってる?

→私が最初に土岐氏に出会ったのがツキプロの衛藤昂輝なんですが、とにかくその声に惹かれた。一言で言うなら高貴。土岐氏は「カリスマ性のあるキャラっていう設定すごくやりづらい」って言ってたけど(※8/16配信分「ラジオ かくりよの宿飯〜あやかしお宿でお喋りします〜」より)、全然できてますよあなた。本人的には大変だったんだろう。ストイックなところも好きです。

 

とりあえず聴いてみてほしい。

 

 

一緒に歌ってるのは藤村衛(CV.寺島惇太)。こちらもお歌が上手ですね。デビューから一緒の仕事が多かったとのことで、プライベートでも仲が良いそう。

 

で、最初の名前付きのお仕事がこの衛藤昂輝だったわけなんですが、最近増えてきたのが男の娘。実はこっちの方が素の声に近かったりする。A3!の瑠璃川幸ちゃんとかが筆頭かな。もっぱら衛藤昂輝のイメージだったから、こんなのもできるんだってなったキャラ。差がすごいです。

 

 

そしてアイドルものといえば忘れちゃいけないアイドルマスターシリーズアイマスの男性版、アイドルマスターSideMにも土岐氏が出演しています。

年齢不詳の元作曲家、都築圭。このキャラ、ゲーム内で設定されているボーカル値(Vo)、ダンス値(Da)、ビジュアル値(Vi)のうちボーカル値が全キャラ中トップという声優殺しの鬼畜設定。

まあアイマスではこのステータス詐欺は良くあることなんですが、ボーカルおばけ設定はそりゃ期待されますよね。

 

声帯発表で「今までの都築さんのPを失望させちゃいけないと思った」と言ってた通り、努力を積んで着実にステップアップしているようです。円盤欲しいぞ。

 

 都築さんのソロ曲はこちら。(7:36頃〜)

 

そして、最近の主なお仕事といえばアニメ「かくりよの宿飯銀次役。

 

九尾の妖で、ある時は青年、ある時は子供、またある時は花魁のような女性の姿へ…と、作中何回も変化します。

これがもう演技力フル活用って感じでファンとしてはたまらない。そしてこの演技力を買われてこの役を勝ち取ったんだよな…と勝手に想いを馳せるのです。はいそこ厄介なオタクとか言わない。自覚はしてる。

 

かくりよの現場ではたいそう可愛がられているようで、大塚明夫さんに「いい声だね」と褒められたり、キャストさんスタッフさんに雑学がすごいと褒められたりと嬉しいエピソードがたくさん。私が嬉しい。

 

銀次さんもキャラソンが出てるのでぜひよろしくお願いします。

 

 

そんなわけで、ここまでいくつか推し事を紹介してきたわけですが。

お気付きの通り、全部キャラソンです。というのは、私が歌が上手い声優に惹かれがちという性質がありまして。土岐氏は上手いだけじゃなく歌い分けも本当にすごくて、「あのキャラだったらここはファルセットだけどこのキャラは地声で押すはず」とか「この年齢この体型だったらここでビブラートはかからない」とか、本当に細かいところまで意識して歌ってくれるのが大好きなんです。私は演技の上手い下手とか全然わからないのでキャラソンでそういうのが見えるのは有難い……。

 

歌に関しては同じWITHLINEの男性声優で&6allein(※アンドシクスアレイン、通称アンロク)というユニットを組んでいて、こちらでは個人名義の曲も出ています。

他の役だとユーリとかグラブルにもいるよ。よろしくお願いします。

 

また推し事が増えたら書くぞ!!!